広島のナッツです!
相変わらず広島のナマズやタコは好調ですが、ライトゲームも調子が良いのがこの時期。
人と魚も暖かい季節は活性があがるんでしょうか?笑
この時期のライトロックゲームでちらほらと飛び込んできてくれるのが、良いサイズのキビレとチヌ。
どちらも平気で50cm級が食ってくるので、毎回「お!?」と思う引きを楽しませてくれる嬉しい飛び入りゲスト。
仕掛けもライトゲーム用のルアーですがソイやカサゴと同じ狙い方で度々釣れています。
ロッドは、モンキスが世に問う前代未聞の4段階変長ロッド「HT-6×4S」。
5’7″、6’0″、6’7″、7’0″と4つのレングスで使えるこのロッド。
もちろん、季節問わず常連のタケノコメバルやソイが釣れますが、夏は先程紹介したようにサイズの大きいゲストが多いので7’0″モードで釣りをしています。
普段は一番短いモードで5’7″モードで軽いルアーの操作性を重視していますが、夏時期はサイズの良いソイなどに潜られるのを阻止したり、大きなチヌのガツンとくるアタリのショックをなるべくラインでは無く竿に取ってもらう為に、長くして使いました。
そんなこの夏、7’0″モードにしていてよかったぁーと心から思える瞬間がありました。
いつも通りライトロックゲームでカサゴを釣ったりしていた時の事でした。
私は基本的にはカサゴを狙って、それにソイやチヌが食ってきたらいいなってスタンスで釣りをしています(笑)
ハンターズの竿先がグッと入って合わせるとブルブルとした感触。
「お、いいサイズのカサゴかな?」といつも通り巻き上げていた時でした。
水面間際、急に魚の姿が見えなくなり、同時にギラっと別の何かが光ったのがわかりました。
水面は下から水を押し上げた様に盛り上がりました。
私はライトゲームをしていると時おり起こるこの現象が何なのかは知っていました。
根魚に潜られない為にしめているドラグを一気に緩めました……するとジーッと音を立ててラインは走っていきます。
時間にして10秒あるかないかでしょうか、魚を走らせてから竿を胸に手繰り寄せ、グッと合わせると、私が釣った魚を丸呑みしたのでしょう、その魚は確かな重みのまま更にジーッとドラグの音を立てて走っていきました。
そこからは寄せては走っての繰り返し。
あまりに底に沿って走って上まで浮いてこないので力任せに引き上げようと思いましたが、そこはなんとか落ち着いてやり取りを重ねます。
日頃が根魚、タコ、ナマズにライギョとドラグを出す釣りではなくかけたら素早く巻き上げる釣りなので、新鮮な気持ちも味わいながらドラグファイトを楽しみました。
しばらくすると魚も疲れてきて水面まで浮いてくるようになってきました。
ライトを当てて見るとやはり正体はシーバス。
ライトゲームの獲物を再々横取りしにくる魚です(笑)
今までもカサゴにメバルにと何度も横取りをされてきましたが、今回は竿が強い事もありちょっと勝負してみたくなりました。
タモで救おうとしたその瞬間、どこにそんな元気を残していたのかってくらいまた走りだしました。
ハンターズが綺麗に弧を描き、不意な魚のアクションにも対応してくれて、ホッと胸を撫で下ろしました。
これがこの魚の最後の足掻きだったんでしょう。
次に水面に浮いてきた時にタモで掬えて無事キャッチ。
いいサイズのシーバス。
口を覗くと私の釣った根魚を丸呑みしていました(笑)
ラインはナイロン5lb直結だったのですが、ハンターズのグラスコンポジットブランクの恩恵との相乗効果か魚が必要以上に暴れず、根魚に歳無しのチヌ、ランカーシーバスと、なにかと不自由せず釣りになっています。
以前はPEラインにリーダー組んでいたんですが毎日釣りに行っていると冬なんかの手が動かない時に組み直すのは結構しんどいので、もう思い切ってナイロンラインのみで釣りをしたらこれが案外問題無く過ごせています。
大容量でリーズナブルなナイロンラインを、どんどん巻き替えて使う……ある意味、クラシックなスタイルかもしれませんが、不意の大物も獲れるし、汎用性は高いです!
今回はアクシデント的な大物でしたが、YouTubeで見る魚の泳がせ釣りもたまにはやってみようかなと思いました(笑)