まいど。テスターの川上です。
今回から4部作くらい?で「私的・車クラッシュ旅」について、レポートしたいと思います。
要するに車を廃車にしたのですが、乗り始めて1ヶ月の出来事でした……。
僕は基本的に国内を旅する際はバックパック一つというスタイルを軸にしていました。
行動力に制限がなく、思うがままに、思ったままに、移動できるのが気に入っていました。
新潟で「沖縄行きたい~」となったら成田空港行ってパッと飛んで。
「関東圏で釣りしたい~」となったら公共交通機関でウロウロ。
その流れで関西に行きたくなったら丸ノ内から高速バスに乗って大阪へ。
みたいなスタンスで。
その結果記憶に残る魚を手にすることも出来たし、今の自分を創ってくれたナニかを得ることも出来ました。
しかしながら、大人たちが乗っている”車”という文明の利器に強く魅力を感じたのも本音……。
そんなわけで手頃な車を買う事にしたのですが。
この時期は様々な釣りのハイシーズン。
選ぶ時間が惜しく、また車に対する知見もなかったため、適当に入った車屋で、最初に紹介された格安の中古車(諸々込みで30万)で、即決しました。
「とりあえずこれで3年くらいは足に困らんな~」と浮かれてました。
この適当さが愚の骨頂であった事には後に気づく事になるのですが。
そんなわけで地元での行動力が爆発的に上がった僕は、ひたすらに雷魚を釣りまくっていました。
新たな釣り方を開拓できたし、先行者がいる場合のポイントのストックもかなり増えました。
購入から2週間ほど、とんでもない勢いでガソリンを燃やしながら新潟を駆け抜けていました。
そして交通機関ではアクセスの良くない地域へもサクサク行ける様になり。
富山へ足を運んだ際、モンキス代表の小塚さんにビッグベイトの釣りを半ば強引に吹き込まれる事になるのです。
ここから全てが狂い始めました。
僕はあの時釣りに誘ってきた小塚さんに対して、ビッグベイトの魅力を気付かせてくれた感謝と共に、明確な恨みの感情を持っています(笑)
タイニークラッシュによってクラッシュした固定概念。
そして僕の車もクラッシュ!!
富山市内を走行中、エンジンに異音。
なんとか車屋までたどり着くも、そこで死亡宣告を受けました。
廃車前に遺影を撮影……短い間だったけどありがとう(「その②」に続く)。