「Shinkirow ON-SITE 69///80MHC」にて自己記録更新、極寒の大型シーバスを狙う。

こんにちはテスターの菅野です。

だらける暑さも去り一気に季節が進行しましたね、秋から冬にかけては大型シーバスのベストシーズンです!

さて今回はshinkirowのベイトシリーズ「ON-SITE 69///80MHC」オンサイトにて自己記録を更新したレポート。

やや季節を先取りしますが、季節は真冬の12月25日クリスマス。

2週間前からこの日前後2日間を狙っていました。そして狙い通り、人がいない!

理想の潮位と流れになるまで、釣り場近くで待機。

入念にラインシステムを確認したり、キンキンの針に変えたり自分ができる最大限の準備をして待ちました。

河川内の地形変化で流れがヨレるピンのピン。

おそらくこういった状況ではビッグベイトでも釣れますが、僕の目的は大型のスズキを確実に釣ること。

もちろんビッグベイトじゃなきゃだめな場合もありますが、ルアーは手段でありビッグベイトで釣りたいという目的はこの時はありません。

一投目に投げると決めたのはメガバスさんのカゲロウ124F(水面直下系のロール主体アクションのミノー)。

完璧にタイミングを当てられるなら、賢い大型スズキとはいえ、実は意外とルアーのストライクゾーンは広く、よっぽど外さない限り食うと思っています。

なぜカゲロウなのかというと、レンジと流速、そしてフックアップのしやすさと3フックによるバレにくさが手持ちのルアーの中で総合的に高かったからというだけで、カゲロウじゃなくてもよかったかもしれません。

水面ウェイク系もすこぶる良いですが食いミスが多いため、やはり一枚水を噛ませたくカゲロウを選択しました。

1時間くらい待ってようやく良い感じになってきたのでウェーダーを履いてエントリー。

息を整えて1投目、良い流れをルアーが掴んだ瞬間、「ゴンっ!」と竿が止まります。

ストラクチャー付近でかけたので、ヒヤヒヤしましたがそこは「ON-SITE」に仕事をさせて、少々強引にファイト、そしてシャローに寄せて勝負あり。

長さは93cmと自己記録更新!

寒さを忘れ一人興奮しました。

タックルセッティングは以下

ロッド:「Shinkirow ON-SITE 69///80MHC」 (8’0”ft最長モード)

リール:シマノ/バンタムMGL HG

ライン:PE3号+リーダー40lb

ルアー:メガバス/カゲロウ124F

オンサイトは操作性重視のため、比較的ハリのあるブランクになります。

そのため大型サイズを意識する際は、ルアーの推奨より一段太軸にして一段サイズダウンすることでバランスを整えました。

具体的に今回釣ったカゲロウ124Fは細軸の#4相当が妥当ですが、BKKのファングス63#6を乗せることでフックの重さもほぼ同等になり、動きを殺さず頻繁に掛かってしまう良型のヒラスズキにもよく耐えてくれます。

以上、「ON-SITE 69///80MHC」はシーバスを強く意識し、自身がここ一番で使うために整えたモデルになりますが、「この高弾性ブランクはきっとバスにも良いはず」……とチャレンジ。

バスに関しては自分の専門では無いので詳しく語るほどではませんが、早々に結果はついてきましたので、次回のレポートで紹介したいと思います。

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1999年茨城生まれ、青森育ち。小学5年生で釣りを覚え、コイやナマズを釣りながら“怪魚”への憧れを膨らませて成長。高校1年生の冬に「まだ誰もやったことがないことをしよう!」とタイへ単独釣行。以後、高校在学中の3年間で計4回、5か国を釣り歩く(資金はすべてアルバイト代)。一応は大学に進学したものの、ムベンガを釣るために半年で退学し、コロナ禍で足踏みを余儀なくされるまでに計7回8か国へ釣行した。海外釣行が難しい現在は、「HUNTERS」を手にシーバスをライフワークとして日本各地を飛び回っている。趣味はルアー作り。