夏も本場となり1年で一番暑い時期がやってきましたね!
東南アジアに住んでいた事があるので暑さには強いほうですが、それでも炎天下の中釣りをするのはしんどいものです。
そんな時に、少しでも涼しい時間(夜)に楽しめる釣りがあったら最高なのになぁ……って思いますよね?
今回はそんな期待に応えて、都会でも楽しめる夜遊びを紹介していきます。
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前回のテナガエビ編に続き、今回も関東のとある都会河川にやってきた。
散歩する人や青春を謳歌する学生達など、相変わらず都会の河川敷は賑やかだ。
こんな場所に本当にあの“超美味魚”がいるの?
いてもコイとかシーバスくらいじゃないの?と疑いたくなる!笑
本番は暗くなってからだが、今回はポイントの下見を兼ね夕方の明るい時間帯から竿を出す。
仕掛けは20号前後の中通し重り+サルカン+餌針りといたってシンプルな、ライトぶっ込み。
専用の仕掛けも売られているが根掛かりが多発するポイントも多いので、ハリス付き徳用針りで自作するのがお財布に優しい。
餌は主にミミズを使用。
匂いの強さや大きさでドバミミズを使用するのがベストだが、釣具屋で販売されている特大サイズは1箱7、8匹と少なめ。
ワンサイズ下のビックサイズを二匹掛けして使用するのがおすすめだ!
近くにミミズが取れる場所があれば事前に採っておくのがよいだろう。
ロッドは「MV-55」「MV-65」「MX-6」「MX-7」の4本を持ち込んだ。
現在販売時に付属されているセミソフトケースには、上記4本をまとめて収納し、出発。
電車や飛行機など公共交通機関で移動する際にモバイルロッドが本当に便利だ。
コンパクトでかさばらないのはもちろん、破損のリスク軽減する事ができる。
……仕掛けを投入して間もなくアタリがきた。
期待を膨らませ、ワクワクしながら慎重に寄せてくると……。
ニゴイでした!笑
上記4本の中でも、唯一スピニング仕様(付属グリップ)が可能な「MX-6」は、都市河川のアーバンフィッシングの強い味方。
その後もニゴイが連発。
まあ何もアタらないよりましか!笑
ニゴイも清流でルアーで狙うと面白いんだけどね~。
終電の時間が近づき、帰る準備でも始めようかと思っていると鈴が激しく鳴った。
またニゴイかと合わせを入れると今でと引きが少し違う。
慎重に糸を巻いてくると……。
遂に本命、ニホンウナギだ!
サイズは小さいが正真正銘の、文字通りの“江戸前”ウナギ!
ニョロニョロボディにキュートな顔が愛おしくてたまらない。
食べたい気持ちはあるが、ニホンウナギは現在、絶滅が心配されている。
今回のように小さな個体や、料理に適していない(先しばし忙しい、まとまった量がない)状況では、潔くリリースする。
……その日以降、ウナギ探しに夜遊びに繰り出す日々が始まった。
別の日の夜、ベトナム人のガールズトークをBGMに釣りをしていると、「MX-7」に良いサイズのウナギがヒットした。
さすがは生命力の象徴とされる魚だ、そう簡単には弱らないので、一旦生かしてキープしておいた。
ポイントを移動し、もう一匹追加!
これでウナギパーティー確定!
家に持ち帰り、食べるてみることにした。
数日間泥抜きをし、蒲焼にして、うな丼の完成。
ジューシー、フワフワでご飯が進む!
はい、優勝!笑
あっという間に2匹分を平らげてしまった。
これで今年も暑い夏を乗り越えられそうだ!笑
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ウナギというと清流にしかいないイメージがありますが、意外と身近な、都市河川にも存在しているものです。
テナガエビに続いてウナギまで釣って帰ってきたら、パパの威厳を取り戻すどころか、黄色い歓声が飛び交い、キ◯タク扱いされる事間違いなしです!笑
ぜひ一度、近所の川に狙いにいってみてください。
例え本命がヒットせずとも、モバイルロッドでなら、肩肘張らない癒しの時間がありますよ!
Dear Monster=遠征、だけじゃない、モバイルロッドならではの日常使い、都市河川のアーバンフィッシングも定期的に紹介していきますので、お楽しみに!!
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